人生儀礼
Life and rites
着帯の祝い(帯祝い)とは、胎児の健全な発育を願い、妊婦が白布の腹帯(岩田帯)を締めるお祝いです。
妊娠5ヶ月目の戌(いぬ)の日を選ぶのは、犬のお産が軽い(安産)ことにあやかりたいという願いからだといわれています。
また、この日に合わせて「安産祈願」を行い、無事な出産を神さまにお祈りする方も多く
いらっしゃいます。
赤ちゃんが初めて神社にお参りし、神さまのご加護によって無事に誕生したことの奉告を
します。
そして、子供の健康と成長、これからもお守りいただくようにお祓いを受け、お祈りすることを「初宮詣(お宮参り)」と
いいます。
赤ちゃんに初めて本膳(一汁三菜)を食べさせる真似をする儀式です。
「一生食べ物に困らないように」と親の願いを込めたお膳には、赤飯のほか、柔らかな赤ちゃんの頭が早くしっかりするようにと鯛などの尾頭付きの焼き魚が付けられます。
また、歯が石の様に丈夫になることをお祈りし、「歯固め」といってお膳に小石を添えることもあります。
七五三は、古くは「髪置(かみおき)」「袴着(はかまぎ)」「帯解き(おびとき)」というお祝いを はじまりとしています。
現在では誕生から幼児期までの
無事な成長に感謝し、
これからも引き続きお守りいただけるよう
神様にお祈りする儀式となっています。
日取りも11月15日にこだわらず、
その前後のお日柄のよい日に行われています。
お写真、ご衣裳の予約をされてない方は、神符守札授与所まで直接お越しください。
乃木神社・乃木會館では七五三のお写真・御衣裳等のプランも
ご用意しております。
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3歳男の子・女の子
<もともとの儀式> 髪置き
3歳の男女児が今まで
剃っていた髪をこの日から
伸ばし始める儀式 -
5歳男の子
<もともとの儀式> 袴着
5歳の男児が初めて
袴を着ける儀式 -
7歳女の子
<もともとの儀式> 帯解き
7歳の女児が
着物の付け紐を取り去り
帯に替える儀式
十二支のひと巡りを終えた数え年13歳の少年少女が、知恵や福徳を授かるように願いをこめて、親子そろって神社にお参りする儀礼です。
自分の成長への感謝と、無事に大人の仲間入りができたことを奉告し、お祝いをします。
古来、成人を祝う儀式は男子の元服、女子の装着(もぎ)などで自主独立を促すものでしたが、現代では20歳になると選挙権をはじめとする権利と同時に法律上の責任や義務も生じることから、大人としての行動や考えを自覚する大切な節目となっています。
新しい人生の門出を祝う、晴れやかで厳粛な儀式です。
神さまからのご縁により結ばれたお二人に、これから生涯を共にし、苦楽を分かち合いながら明るく清らかなご家庭を築いていくことをお誓いいただきます。
ご入籍をされるおふたりのおなまえを
御神前にご奉告をする入籍奉告祭を
執り行っております。
よりそひ婚姻届をお頒ち致します。
日本には古来、人生の節目を「厄年」として慎む習慣があります。厄年とは一生のうち何らかの厄難に遭遇する恐れの多い年齢をいい、万事に慎まねばならない年齢として人々に意識されています。
心身の災厄を除き、晴れやかな心と体で日々を過ごすべくお祓いを受けるのが厄祓です。
ご長寿をお祝いし、今後の健康とさらなるご長寿を願い、儀式が行われます。 古くから年齢は「数え年」で数えられます。
60歳の還暦では十二支と十干の組み合わせが60年でひと巡りするため「新たに生まれ直す」、「赤ちゃんにかえる」という意味合いから、赤い頭巾やちゃんちゃんこ・座布団などを贈ってお祝いする習慣があります。
古希(こき)《70歳》、
喜寿(きじゅ)《77歳》、
傘寿(さんじゅ)《80歳》、
米寿(べいじゅ)《88歳》、
卒寿(そつじゅ)《90歳》、
白寿(はくじゅ)《99歳》など、
節目ごとに延命長寿を感謝し、
家族でお祝いします。
お申込み・初穂料
- 受付時間
- 9時半~16時半
※御祈願は1組ずつ奉仕いたしますので、
予約優先とさせていただきます。
ご予約については下記ページよりお願いいたします。
御祈願の予約 - 初穂料
- お気持ちの額を熨斗袋に入れてお持ちください。
初宮参り、七五三、十三参り、成人奉告
10,000円よりその他儀礼、ご祈願
8,000円より